ニューイングランド12番地
2011-12-27T09:18:25+09:00
newengland12
アメリカ・ニューイングランドの春夏秋冬と育児の話題など BYむう
Excite Blog
2011年
http://ne12banchi.exblog.jp/17249517/
2011-12-27T09:17:16+09:00
2011-12-27T09:18:25+09:00
2011-12-27T09:18:25+09:00
newengland12
ブログ
仕事は、ほとんど自分で計画し、行動していかないと何も進まないので、休みの日でもできるだけ情報を集めるようにしているし、どこかに遊びに出かけても何か参考になるものがないか、気がつくと探していたりする。
今年は、地元の小さな公園のグランドオープニングに合わせて、植樹祭を主導した。
ジェイデンも今年から私のプログラムに所属するようになって、この日はマイクを持って堂々と原稿を読んでいた。
カエルの子はカエル?
この夏は、仕事が忙しかったにも関わらず、本当に充実していて、子供達は新しい楽しみ方を見つけ、私は一歩引いて見ていられるようになった。
子供達が大きくなるにつれて、学校が終わってからの習い事が増えてきて、文字通り走り回っていることが多い。
やっぱり男の子、どうしてもスポーツに費やす時間が多くなる。
二人とも、野球、サッカー、フットボール、バスケットボールと、何でも挑戦してみたがるので、お金はかかるし、時間がいくらあっても足りない。
今の所、アート教室とバスケットボールだけなのだけど、年明けからはスケートとスノーボードのレッスンも加わる。
冬のスポーツは、4−6週間ほどで終わるので、2月上旬には少し楽になる…はず。
]]>
夏休み2011
http://ne12banchi.exblog.jp/16544665/
2011-07-02T02:03:58+09:00
2011-07-02T02:04:46+09:00
2011-07-02T02:04:46+09:00
newengland12
ブログ
夏休みに入って10日が過ぎ、来週からサマーキャンプが始まる。ジェイデンもノアも、たかが4時間だけど、私と一緒に職場である学校に行かなければいけない。夏休みという感覚が薄れてしまって可愛そうな気もするけれど、家にいてゲームばかりしているよりずっと良いと、親としては有り難く思っている。8月中旬までのキャンプ期間中、きっと週末も、工作の下準備をしたり、グループゲームを考えたりしているんだろうと思う。十数人の小さいキャンプだから、普段のプログラムではできないことが沢山できそうな気がする。他人の子供でも、成長していくのを見るのはとても楽しい。こうして書いてみると、結局、この仕事が好きなのかもしれない。]]>
1年後
http://ne12banchi.exblog.jp/15063771/
2010-09-04T05:14:10+09:00
2010-09-04T05:14:17+09:00
2010-09-04T05:14:17+09:00
newengland12
未分類
今年のニューイングランドの夏は、日本と同じように猛暑が続き、エアコンをつけっ放しの日々が続いた。
その暑さのおかげで、プールや湖に行く機会も多くて、ジェイデンは魚のように泳げるようになったし、ノアも水を恐れることがなくなった。
毎年同じ時期に同じようなことをしているけれど、写真を見ると、子供達がずいぶん成長して、周りの物や人が、去年より小さく見える。
裏庭の楓の木を見たら、上の方の葉っぱが赤く色づき始めていた。
ジェイデンは1年生に、ノアはキンダーに入った区切りの秋である。
背中のバックパックが異常に大きく見えるほど、ノアはまだ小さい。
子供が二人とも学校に通うようになって、色々な書類とかイベントが重なって、混乱してしまいそうだ。
年子の育児をしてきて、待ち望んだ年のはずが、いざとなると落ち着かず、何をどうしていいのかまだ分からない。
少し時間をかけて自分のリズムをつかもう。]]>
栗の渋皮煮
http://ne12banchi.exblog.jp/12273917/
2009-09-06T10:54:42+09:00
2009-09-06T10:54:42+09:00
2009-09-06T10:54:42+09:00
newengland12
ブログ
「栗の渋皮煮」
日本から、観光で今日いらした方が、出発前にお作りになったものだ。
幅が5センチほどもある、それは立派な栗。
中まで味がしみていて、ほっくり、しっとり、もう何とも言えない味と食感なのだ。
市販の瓶詰めのものしか食べたことがなかった私には、まるで何か新しい食べ物をいただいたような気さえする。
後で、渋皮煮の作り方を調べたら、とても手間ひまのかかるデザートだと知った。
渋皮を傷つけないように鬼皮をむくのも一苦労だし、何度も水を替えて煮込まないといけない。
大変な思いをしてお作りになっただろうに、赤の他人の私がいただいていいのだろうかと、恐縮してしまう。
この方のお義姉さんが、我が家の近所に住む日本人で、珍しい食べ物があると、よくお裾分けをして下さる。
特に私は、母が他界しているため、日本から食料品の詰まった小包が届いたことが、この7年余り、一度も無い。
だからなおさら、こうして日本の食べ物をお裾分けしていただくと、両手で拝んでから食べたいほど有り難い。
アメリカに来てから、日本人のお友達からは、色々なものを分けていただいた。
ふりかけとか、はちみつ梅干しとか、あんぱんまんのお菓子とか、日本にいれば特に珍しくもないようなもの。
みんなも、余るほど送ってもらっているわけではないだろうに、「ちょっとだけど」と言いながら持って来てくれる。
欲しい食べ物が手に入らない不便さも、そんな「有り難い」と思える瞬間があるから、さして気にならない。
中国系食料品店に行けば、日本食の品揃えも結構充実している。
でも、そこで購入できる海苔と、日本からわざわざ送ってもらった人が、更に小分けしてくれた海苔とでは、同じ袋に入っていても、全然違うのだ。
「食べる」ということは、舌で感じるだけのものではないのだ。
渋皮煮を口の中でゆっくり噛み締めながら、作った方の愛情とか、分けて下さった方の思いやりを、心から感謝した。
忘れないようにしよう、こんな気持ち。]]>
キンダーガーテン初日
http://ne12banchi.exblog.jp/12244071/
2009-09-02T10:46:00+09:00
2009-09-02T10:53:16+09:00
2009-09-02T10:46:59+09:00
newengland12
育児関連
入園式のある日本と違って、キンダーガーテン初日といっても、特別なことは何もない。
ただ、昨夜から落ち着かなくて、今朝も早めに起きて準備を始めた。
入園の日に、母親がTシャツにジーンズ姿なんて、日本だったら学区で即有名になったかもしれない。
今朝7時半くらいまでは、私の車で学校に行くんだと、不安そうに言っていたジェイデンが、なぜか急に8時になって、「今日は最初の日だから、バスに乗って行く」と言い始めた。
スクールバスは、我が家の前に停まるとはいっても、後5分しかない。
準備は一応できていたので、急いで靴を履いて外へ出た。
新学期が始まってしばらくは、このバスの時間が遅れ気味になる。
学校に行きたくない子供が、あちこちにいて、駄々をこねているのかもしれない。
我が家の前にも、そんな1年生がいた。
ジェイデンは、バスに乗ると宣言した瞬間から、少しも不安な様子は見せず、ためらうことなくバスに乗って、行ってしまった。
私の元から巣立ったような気がした。
今日はマットが休みだったので、その後すぐにバスの後から車で学校に向かった。
先生に渡さないといけないものもあったし、一応初日は教室まで行こうと決めていたのだった。
学校に着いたバスから最初に降りて来たのは、ジェイデンだった。
どうやら、このバスに乗っている約30人のうち、今年キンダーに入ったのはジェイデンだけらしい。
校長先生が出迎えていて、手をつないでもらって建物の中へ誘導される。
今日は特別なので、私たち保護者も一緒について行った。
一旦、美術室のようなところにキンダーの子供たちが集まり、1列になって教室へ歩いて行く。
途中、その一行を見ていた先生方が、「可愛いね〜」と目を細めて言っていた。
小学校教師をしている義姉が、
「毎年秋に、新しいキンダーの子供たちを見ると、とっても可愛いく思える」と言っていたのを思い出した。
不安気な表情とか、落ち着かない仕草なんかが、余計そんな風に思わせるのかもしれない。
母親としては、大したことはしなかった1日だったけれど、これまでの5年間の育児に一区切りがついた気がして、どっと疲れが出た。
もうどんどん前に向いて進んで行っている。
「ちょっと待って」と言いたいのを我慢して、我が子の成長を見守ってやらないといけない。
喜ばしい気持ち半分、寂しい気持ち半分。
私の母も、こんな気持ちだったのだろうかと思うと、生意気な娘で申し訳なかったと謝りたくなる。]]>
日本人らしさ
http://ne12banchi.exblog.jp/12222621/
2009-08-30T10:45:38+09:00
2009-08-30T10:45:36+09:00
2009-08-30T10:45:36+09:00
newengland12
ブログ
まだ20代後半くらいだと思う。
「初めまして、○○です。」という挨拶とともに、両手を体の脇に沿わせるようにして、軽くお辞儀してくれた。
その瞬間、ハッとしたのだけれど、すっかり「お辞儀をして挨拶をする」という習慣を忘れてしまっていたので、体が動かない。
私のイメージとしては、ふんぞり返って、「あら、よく来たわね」とでも言わんばかりの態度だったような気がする。
アメリカ人だったら、親しみのある笑顔を浮かべて、右手を差し出しておけば、まず失礼には当たらない。
ところが、相手がまだアメリカ生活を始めたばかりの日本人だと、そんな態度では非常に偉そうに見えるだろうと思う。
これがオフィスでの出来事だったら、恐らく、椅子から立ち上がりもせず、足を組んだまま、「あ、どうぞよろしく〜」といったノリではなかったろうか。
態度だけではないのだ。
最近、英語を話す方が楽だなと思うことが時々ある。
誤解しないで欲しい、英語の方が得意になったという訳ではない。
まだまだ、電話で保険会社や銀行のオペレーターと話す時は、適当な単語が浮かんでこないし、きっと稚拙な言葉遣いをしてしまっているに決まっている。
アメリカに来た当初は、紙に予想できるだけのフレーズを書いて、それらを練習してから電話をかけるという、今から思えば面倒くさいことをしていたのだから、随分英語には慣れたとは思う。
英語の方が楽というのは、特に子供に対して、「簡潔に」話すべき時に感じる。
日本人の友達と話していても、日本語の会話の中に、「私、その方がcomfortableだから」と言ってしまったりする。
単純に、うまく日本語が出てこないだけのこと。
日本語を母国語として話すのに加えて、英語が話せるようになるのが理想なのだけど、私の場合は、英語の語彙が増えるに従って日本語力を失っている。
この前、「△△さんは、佃煮をお召し上がりになると伺ったので、お持ちしました」という言葉を聞いた。(その佃煮は、結局△△さんからそっくりいただいた。)
今の私だったら、「佃煮をお食べになると聞いたので、持ってきました」くらいにしか言えなかったのではと思った。
そういう奇麗な日本語が、自然に話せる人になりたい。
何年アメリカに住んでいたって、私は日本人。
青木玉さんのエッセイで、青木さんの祖父である幸田露伴は、娘の幸田文が、台所で大きな音を立てないよう、口うるさく言ったという話があった。
ガラスの食器がぶつからないよう、お鍋の蓋も静かに閉めるよう、相当気を遣ったと思う。
「茶」の世界に見られるような精神とか、灯籠に少し積もった雪が美しいと思う感覚を、常に意識していたいし、できれば子供たちにも伝えていきたい。
とりあえず、鏡の前でお辞儀の練習でも始めよう。]]>
夏の終わり
http://ne12banchi.exblog.jp/12204360/
2009-08-27T10:30:34+09:00
2009-08-27T10:30:32+09:00
2009-08-27T10:30:32+09:00
newengland12
ブログ
今年も前半は雨が多くて、庭の芝生のあちこちにきのこが生えたり、せっかく植えたきゅうりの苗も根が腐って育たなかった。
やっと夏らしく暑い日が続いたと思ったのは、8月になってから。
これじゃあ、長い梅雨のある日本とあまり変わらない。
数少ない「快晴」の日には、必ずと言っていいほど水遊びをした。
ビーチには何度も行ったし、時間の無い時は近所の川で遊んだし、庭に子供用のプールを出して、私は足だけ浸けて涼をとったりした。
ブルーベリー摘みは、今年は8回ほど行った。
自分で摘んだブルーベリーを使ったジャム作りは、とても楽しい。
これまで2ダース以上も作った。
明日もまた朝摘みに行って、1ダース作る予定なのだ。
お店で売っているものより、断然美味しい。
ジェイデンがキンダーガーテンに入園する日が、近づいてきた。
初登園は9月1日。
ようやく担任の先生の名前も分かって、明日は1時間だけ教室を訪問することになっている。
このごろ、子供って、早く育ちすぎるような気がする。
自分だけが後ろを振り返ったり、ずっと先のことを心配して生きているようで、「今」という時間をもっと大切にしなきゃいけないと反省する。]]>
もうすぐプリスクール卒業
http://ne12banchi.exblog.jp/11686676/
2009-06-05T11:02:10+09:00
2009-06-05T11:02:13+09:00
2009-06-05T11:02:13+09:00
newengland12
育児関連
来週金曜日は、卒園式。
夏休み中は、週に3日同じ学校のキャンプへ行く。
テントを張って自炊するキャンプではなく、夏休み中に、子供たちに提供されるプログラムのことを、サマーキャンプと呼ぶ。
室内で工作をしたり、本を読んだりするのは、いつもの風景と変わらないけれど、外遊びが、遊具でなく水遊びになることが大きな違いだろうか。
9月からキンダーに入るので、あれこれ学ばせておきたいと、親としては焦ってしまったりもする。
最近、簡単な本は自分で読めるようになってきたし、一桁と一桁の足し算だとできるし、集中力、協調性も大分ついてきたと思う。
だけど、それに反比例しているのが、日本語。
発音はまるでアメリカ人だし、私の言う日本語が理解できないことが増えてきた。
妊娠した頃から、バイリンガル育児の本をいくつか読んで、少し調べてもみたけれど、多くの家庭は、子供がキンダーに入る頃に諦めてしまうということだった。
まさに今その時で、英語で話した方が、お互い楽だよな、と感じることが多々あるのだ。
「学校で学ぶことを、しっかり身につけさせよう」という気持ちが先にたって、日本語が弊害になってしまうようなら、使わない方が良い、ということになったりはしないだろうか?
母親が家で日本語を話しているがために、英語の学習が遅れて、テストの点数が低いと、私が注意されるんじゃないか?
あれこれ考えているうちに、「別に地元の学校に通わせる必要は無いんだ」と思うようになった。
独自の教育プログラムを持っていて、宗教色の無い学校。
個性を良い方に引き立たせてくれる、そんな学校はないだろうかと、一生懸命リサーチした。
その結果、「通わせたい、いや、通わせていただきたい!」と思える学校が見つかった。
ちょうど、次に家を買いたいと思っている地域の近くなので、将来的にはとても良い。
まだ入れると決まったわけではないけれど、方向性が見えただけでもありがたい。
この夏は、勉強はきっと二の次。
まず泳げるようになること、自転車の補助輪を外して乗れること、この2つをクリアしてもらわないといけない。
木登りは、二人とも慣れたもの。
でも、木の枝に頭をぶつけたノア。
]]>
忙しい理由
http://ne12banchi.exblog.jp/11163168/
2009-03-23T11:20:29+09:00
2009-03-23T11:20:29+09:00
2009-03-23T11:20:29+09:00
newengland12
ブログ
今年は、「いつの間にか」春がやってきた感じがするほど、忙しい。
気がつけば、野鳥の種類も増えているし、分厚いコートを着なくても外にいられるほどになったし、ヒーターがついている時間が極端に少なくなっている。
例年より忙しい訳はいくつかあるけれど、まず子犬を迎えたこと。
Cavalier King Charles Spanielのオスで、Angusという名前をつけた。
もうすぐ3ヶ月になる。
覚悟はしていたものの、抜け毛が多くて、1日2回の掃除機がけは欠かせない・・・。
毎日ブラッシングもしてやっている。
夜はちゃんと自分のハウスの中で大人しく寝てくれるので、とても助かる。
神経過敏なヨークシャーテリアのココと違って、物音にいちいち反応したりはしない。
そして何より、今年はジェイデンがキンダーガーテンに入学(園)する年。
日本語にすると、幼稚園となってしまうのだけど、日本の幼稚園とはちょっと違って、義務教育になる。
入学申し込みも始まって、現在資料集めの段階。
アメリカでは、自治体から入学案内なんて送られてこない。
ぼ~っとしてると、申し込みを忘れてしまったりするのだ。
4月中旬には、保護者向けの説明会、5月には、経験入学が半日ある。
我が家のある学区は、午前か午後どちらかのクラスに振り分けられる。
恐らく、午後のクラスになると思う。
公立学校なので、制服は存在しないし、バックパックは既にあるので、揃える物は大して無いだろうとは思うけれど、何となく落ち着かない。
読み書きをもっと教えておけば良かったとか、算数は指を使って数えていてはいけないんじゃないかとか、ちゃんとした挨拶ができないとか、不安は尽きない。
入学までの5ヶ月、楽しみながら一緒に学んでいけるように、親である私たちが心がけていないと、どうしても躍起になってしまいそうだ。
勉強も大切だけど、何より、良い友達に恵まれるといいなと思う。
忙しさを理由に、一番美しい初夏の芽生えを見逃すことのないよう、子供たちと春の観察日記でもつけるのも、悪くない。]]>
外は真っ白
http://ne12banchi.exblog.jp/10394991/
2008-12-22T03:02:42+09:00
2008-12-22T03:03:38+09:00
2008-12-22T03:03:38+09:00
newengland12
ブログ
おまけに、この寒いニューイングランドでは、子供たちに出かける準備をさせるのに、一人につき5分ほど時間を要する。
スノーパンツ、ジャケット、帽子、手袋、そしておしまいにスノーブーツ。
子供たちの準備に気をとられてしまって、自分の手袋を忘れてしまうこともしばしば。
出かける10分ほど前に、車のエンジンをスタートさせて、車内を温めることも必要なのだ。
それだけではない。
車に積もった雪を取り払い、窓ガラスに付いた氷を落とすことも、毎日のようにしなければならない。
ドアが凍って開かないことだってある。
12月11日の夜、アイスストームの影響で、ニューイングランド一帯が停電した。
歴史的な被害をもたらしたこのストーム、雪やヒョウが降るのではなく、氷になる直前の冷たい雨が地上に落ち、それが地面や木に当たって凍ってしまうという感じだった。
我が家の真ん前の電線も、風にあおられて時々火の手が上がり、結局そばにある木の枝を焼いて落としてしまった。
裏庭にある松の大木も、直径50センチほどの枝が何本も落ちてしまった。
翌12日の夜は、寒いながらも、暖房が切れた自宅で寝た。
13日の朝起きてみると、家の中の気温が11度。
子供たちは寒くて震えている。
できれば家を離れたくはなかったけれど、あまりにも寒いので、マサチューセッツの友人宅へ避難させてもらった。
この家には、もう一家族、停電した自宅から避難して来ていて、さながらシェルターのようだった。
停電4日目の14日になっても、我が家はまだ電気が戻らない。
片側4車線もある大通りの信号も稼動していないので、車で移動するのも一苦労だった。
遠くカナダやアイオワ州等から、電気会社のエンジニア達が駆けつけて、復旧作業に当たっていた。
この日、近所の友人宅には電気が戻り、私たちは今度はその家にお邪魔することにした。
一旦家に帰ってみると、リビングルームの気温は4度だった。
結局、復旧したのは、5日目の15日の早朝だった。
私の小さな水槽の熱帯魚の半分が、死んでしまった。
あれから11日、まだ電気の無い不便な生活を強いられている家庭が、何千軒もある。
外の気温は、マイナス20度にもなるのだ。
いくら暖炉があっても追いつかない。
このアイスストームの影響が少し落ち着いた先週半ば、今度はスノーストームがやってきた。
この時は5,6センチほどの積雪で済み、雪かきをする必要さえなかった。
ところが、週末の金曜日の夜のスノーストームは、30センチもの積雪をもたらした。
ここでようやく、我が家の除雪機のお出ましだ。
昨日土曜日も、ほぼ1日中雪が降り続け、やんだのは暗くなってからだった。
ここでしばらく落ち着いて欲しいところなのだけど、今年のニューイングランドの冬の厳しさは半端じゃない。
今日は朝からまた大雪で、更に30センチ降るらしい・・・。
我が家はよく停電する地域にあるらしく、こういう大雪が降ったり、夏に雷雨に襲われたりすると、30%くらいの確立で、電気がプツッと切れる。
今年は、発電機を購入することに決めたのだけど、どこに行っても売り切れが続いているので、また友人宅に避難する羽目になるかもしれない。
大雨による浸水、スノーストーム、アイスストームなど、比較的温暖な地域に生まれ育った私には、とても辛い経験ではあるものの、渡米6年が経ち、かなりたくましくなったと思う。
今、外の気温はマイナス12度。
雪は深夜まで降り続けるという予報だ。
クリスマスのデコレーションに少し積もった雪が、結構いい感じだけど、玄関のドアを少し開けて急いで撮った一枚。
あまりにも空気が冷たいので、外に出て撮影するのをやめてしまった。
こちらは、裏のポーチの手すりに積もった雪。
手前の大きな物体は、雪に覆われたバーベキューグリル。
ハワイへの移住の夢は、やっぱり捨てきれない。]]>
初めてのハロウィーンパーティー
http://ne12banchi.exblog.jp/10006381/
2008-10-26T11:51:34+09:00
2008-10-26T11:39:19+09:00
2008-10-26T11:39:19+09:00
newengland12
ブログ
今年は、いつも招待されながら参加したことがなかった、友人夫婦主催のパーティーに行ってみることにした。
決めたのが1週間余り前だったので、コスチュームをどうするか考える暇も無く、近くのパーティー用品専門店で、「着てもあまり寒くないであろうコスチューム」を適当に選んだだけだった。
ニューイングランドの10月下旬は、明け方は氷点下になるので、あまり薄手の生地や、肌を露出したデザインのものは避けた方が良い。
今年は、ジェイデンはこうもり、ノアはスカンクと、色的に地味になってしまった。
私は体にぴったりとフィットする、ジャガーのコスチュームを購入。
36ドルもした。
マットは、おじいさんに挑戦することにして、マスクをオンラインで購入し、モールで、安物の洋服や小物を選んだ。
友人宅に着いた時、既にゲストが7,8人いたのだけど、誰もマットだと気づかなかった。
私や子供たちが一緒だと、すぐにバレてしまうので、マットだけ先に行ったのだ。
帽子からのぞく白髪は、私が毛糸の玉を2ドルで買って、くしで細かく先をほどいて作った。
友人たちのコスチュームは、みんな夫婦おそろいだったので、私たちも来年以降はそうしようかなと思う。
ゴルファーコスチュームのBとJ。
Jは美容師で、ジェイデンが1歳になった時に、生まれて初めてのヘアカットをお願いした人。
吸血鬼カップルは、CとN。
3人の子供は両親に預けてきたらしい。
主催者のPとF。
我が家から5分の所に住んでいる、マットの親友夫婦だ。
Fと、犬のローラがおそろいのコスチュームで、すごく可愛い。
15歳の年の差カップルらしく、教師と女子生徒といういでたち。
家の中だけでなく、外も凝った飾り付けをしていた。
これは裏庭の様子。
ちょっと怖いけど、なかなか良いセンスだと思う。
この裏庭には、狼が出没するので、そっちの方が本当は怖いのだけど。
今年はパーティーに参加したので、何となくもうハロウィーンが終わってしまったような気がする。
本番は、30日の木曜日の夜。
子供たちを連れてTrick or Treatに出かける。
今年はキャンディーを買いすぎたような気がするので、余らないよう多めに持って行ってもらうことにしよう。
ハロウィーンは楽しいイベントだと思うけれど、コスチュームやキャンディーの費用を計算すると、無駄な出費のような気がしなくもない。]]>
りんご狩りのシーズン
http://ne12banchi.exblog.jp/9665693/
2008-09-09T03:19:37+09:00
2008-09-09T03:20:13+09:00
2008-09-09T03:20:13+09:00
newengland12
未分類
今日は風が気持ち良かったので、車で30分ほどの農場に行ってきた。
去年はりんご狩りだけを楽しんだのだけど、今日は桃も自分で収穫できるということだったので、桃用の小さい袋を13ドルで購入してみた。
アメリカのお店で買える桃は、とても小さい。
ところが、この農場の桃は、片手で2個持てないくらいの大きさ。
木で熟しているので、手で皮がむけるほど柔らかい。
そうそう、大抵のアメリカ人は、桃の皮も食べてしまう。
結婚した頃マットが、
「桃は、美味しいけど舌触りが好きじゃない。」
と言っていたのでよく聞くと、ここでは、皮も食べるのが当たり前のようだった。
我が家では、日本風に皮をむいてスライスしてから出す。
この農場はものすごく広くて、りんご園と桃園の間は車で移動する。
しかも、駐車場から桃の木のある所まで、歩いて10分近くかかってしまった。
あらかじめ購入した袋に無理やり詰め込んで、15個くらい。
「安い」というお得感は無いけれど、お店の桃では絶対に得られない、新鮮さと美味しさが楽しめた。
りんごの方は、多分マッキントッシュという種類だと思う。
小ぶりで実も皮も固く、どちらかというと料理に使った方が良さそうな感じだった。
待望のふじりんごは、10月中旬にならないと収穫できない。
でも今日は、名物のドーナツを子供たちに1つずつ買ってやったし、園内で相当歩いたので、ほんの1時間ほどだったけれど、何だかものすごくたくさんの事をしたような気がする。]]>
今年も動物園へ行ったよ
http://ne12banchi.exblog.jp/9504012/
2008-08-21T12:05:49+09:00
2008-08-21T12:06:20+09:00
2008-08-21T12:06:20+09:00
newengland12
ブログ
子供たちが成長するにつれ、ここを訪れるのが更に楽しみになってきた。
ジェイデンもノアもしっかり覚えていたのが、入り口そばの池に何百羽といる、鴨たち。
今回もエサを買って与えさせてみた。
手から直接やるのはちょっと怖いようだったけど、しゃがみ込んで「鴨にエサを与える」ことに集中しているジェイデン。
公園に行っても、少し遊具で遊んだ後は、必ず地面にしゃがみ込んで、誰かが落としたビーズや小さな石ころなんかを黙々と集めているような子なのだ。
放っておけば、数時間くらいは、飽きずに地面と対面していられるのではないかと思う。
ノアの最初の反応は、「後ずさり」だった。
マットが、「大丈夫だから、エサをやってごらん」と手を引いていくと、手に持っていたエサを鴨目がけて上から投げてしまった。
鴨たちは、どんな与え方をされようが、もらえるだけで嬉しい様子だった。
ジェイデンが鴨のそばに行って与えているのを見て、ノアも近づくのだけは平気になった。
でもやっぱり怖いのだ。
腰が引けてる・・・。
本当に小さな動物園なので、特に珍しい動物もいない。
ベンガルタイガーとホワイトタイガーが1頭ずつ、ライオンが1ペア、らくだが2頭、ワニが2匹というふうに、最低限の数しか揃えていない。
ここには、ゴリラもキリンもいない。
ニホンザルを見た時には、日本の温泉を思い出して、何となく癒し効果があった。
アメリカの動物園のニホンザル→温泉→懐石料理と、女友達との深夜までのおしゃべり、という風に連鎖されて、ちょっぴりホームシックになったりした。
園内中心部は、ヤギと触れ合える場所になっている。
ここでもジェイデンは集中力発揮。
子供でも頭をぶつけてしまうほどの、小さな入り口を抜けて、ヤギの小屋まで入っていき、10分ほどは黒ヤギさんの頭を優しくなでていた。
また、ここでもノアは腰が引けていた・・・。
特に怖がった様子ではなかったけれど、万が一の時のために、逃げる準備だけはしておこうということなのか?
今回初めてじっくり見たのが、プレーリードッグ。
30匹くらいいたと思う。
人間を見つめて、鼻をピクピク動かしていた。
去年は触るだけにとどまっていた、ヘビとの写真撮影に、ジェイデンが喜んで歩み出たのにはびっくり。
それを見ていたノアは、「ワ~オ!」などと感嘆の声は出すものの、1メートル以内に近づくことはなかった。
実はノアは、クジラとリスが見たかったらしい。
まぁ何と両極端な・・・。
園を出て駐車場のメーターを見ると、1時間半が経過していた。
かなりゆっくり回ってこのくらいなのだから、本当に小さいのだ。
それなのに、入場料が大人14ドルというのは高い。
3歳までは1ドルだけど、4才以上は9ドルもする。
毎年、「今年で閉園するらしい」という噂をされるこの動物園、もう少し頑張って欲しいな。
動物園を出てもまだ1時半だったので、そのまま帰るのももったいなく、すぐ隣のビーチに直行した。
持参したサンドイッチを軽くほおばると、子供たちはいつものように海に向かって走り出す。
ここは、今年6月に義父の遺灰を撒いた、灯台そばのビーチ。
毎日でも来たいという、お気に入りのビーチで、夕方5時近くまで遊んだ。
子供たちはマットに任せて、私はビーチタオルの上でピープルウォッチング。
太っていても全然気にせずビキニを着ている人の、何と多いこと。
これで私も、次回はビキニが堂々と着れる。]]>
こんなもん食べてます
http://ne12banchi.exblog.jp/9485813/
2008-08-19T10:02:38+09:00
2008-08-19T10:03:10+09:00
2008-08-19T10:03:10+09:00
newengland12
食楽むう亭
例えば、子供たちの好物の"Kielbasa"という、ポーランドの太いソーセージ。
夏の間は、我が家でもバーベキューを週に1,2回するので、この"Kielbasa"の出番も多くなる。
これが脂質たっぷりで、あぶってもあぶっても脂が出てくる。
我が家は、夕食こそ和食中心の食卓ではあるけれど、ランチはサンドイッチにピクルスとポテトチップスなんてこともよくある。
そんな食生活が続いて、何となく不健康な感じがすることが時々あって、そういう時は完全な和食を作るのだ。
今日はそんな気分の日だった。
唐辛子を入れないきんぴら。
去年の夏に実家から送ってもらった、乾燥ごぼうの賞味期限が近づいてきたのと、無性にこんにゃくが食べたくなったので作ってみた。
ごぼうは、たまに見かけることもあるけれど、全然美味しくないので、日本から送ってもらう乾燥ごぼうがとても有難い。
こんにゃくは、車で20分ほどの中国系スーパーで、いつでも手に入る。
きんぴらだけではたんぱく質が全然足りないので、厚揚げのステーキも作った。
オイスターソースとしょうゆと酒を、仕上げにジュワッとからめて、大根おろしも添えたら、立派なおばんざい。
この三角の厚揚げは、中国のものだけど、ちゃんとAtsu-Ageと印刷されている。
今夜はマットが仕事で遅い日なので、ちょっと手抜き。
並べてみて初めて、精進料理だと気づく。
食べ終わった後に胃がもたれることが全然無いので、やっぱり基本は和食だよな~とつくづく思った夜だった。
]]>
ようやく夏?
http://ne12banchi.exblog.jp/9465349/
2008-08-16T21:53:37+09:00
2008-08-16T21:54:07+09:00
2008-08-16T21:54:07+09:00
newengland12
ブログ
7月の上旬から、週に5日は降っていたと思う。
1日中降る雨ではなくて、雷雨が数時間おきに襲ってくるという感じだった。
マットが、先週と今週の2週連続で休暇をとったのに、予定していたことの4分の1くらいしかできずに済んだ。
結局、ビーチには行かずじまい。
義母の家にも、やっと晴れた一昨日訪れただけ。
毎年義母のコテージに行くと、「夏本番!」という感じだったので、8月後半に入った今、ようやく夏がやってきたような気がする。
去年までは、ノアの後ろをずっとついて回っていたのに、今年は少し離れた所から見ているだけでも、それほど冷や冷やすることはなかった。
前日まで降っていた雨で水温が下がっていて、私は足だけしかつからなかった。
もちろん子供たちは、水の冷たさなど気にもとめずに遊んでいた。
手で水をかき分けて、泳いでいるつもりの二人。
シーズンも終盤に差し掛かったのと、平日だったので、とても静かだった。
このボートを、今年はジェイデンが5分ほど操縦した。
広い湖で、他のボートもほとんどいなかったけれど、私はずっと冷や汗ものだった。
同じところを何度も旋回したり、蛇行したり、岸から見ると、とても怪しいボートだっただろうと思う。
途中、建築中の家が2軒あった。
聞くと、1億5千万円くらいするという。
自宅購入にそれだけのお金を払える人もすごいと思うが、これは夏だけの別荘なのだから、ため息しか出ない。
明日からは、すっきり晴れて暑さも戻ってくるようだ。
何となく損をしたような、今年の夏だった。]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/